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基礎のひび割れの種類や原因とは?放置するリスクについても解説

基礎コンクリートの寿命は、30年~40年が平均と言われていますが、様々なことが原因で劣化することがあります。基礎コンクリートが劣化する原因とは、どのようなことが言えるのでしょうか。

今回は、基礎コンクリートのひび割れ原因や基礎補強の重要性について紹介していくので、参考にしてみてください。

基礎コンクリートのひび割れ原因

基礎コンクリートは性質上、様々なことが原因でひび割れが発生します。どのようなことが原因でひび割れが発生するのか、詳しく紹介していきましょう。

乾燥収縮

基礎コンクリートのひび割れ原因として、第一に考えられるのが乾燥によるものです。乾燥によって基礎コンクリートがひび割れするのは、コンクリート内部の水分が蒸発することで、基礎が収縮することから発生する現象になります。

特に、住宅基礎の場合は、基礎コンクリートが固定されているため、乾燥収縮によってコンクリートが引っ張られることから耐え切れずにひび割れが発生するのです。

気温変化

基礎コンクリートは性質上、温度が急激に下降すると縮む性質を持っています。基礎コンクリートにも引張強度が存在しますが、縮む力が勝ってしまうと、ひび割れが発生してしまうのです。

そのため、気温が急激に変化する季節には、基礎コンクリートの状態をよくチェックしておくことが重要になります。

不同沈下

地盤が弱い場所に基礎コンクリートを建ててしまうと、住宅が斜めに傾き不同沈下が発生することがあります。基礎コンクリートが建物を支えられなくなり、ひび割れが発生するのです。

状態によっては、日常生活に支障をきたしたり、住宅自体が倒壊するリスクがあるので注意しましょう。

地震

基礎コンクリートの状況にもよりますが、基本的には大型地震が発生しない限り、地震によって基礎コンクリートにひび割れが発生することは少ないでしょう。

ただ地震によって、基礎コンクリートにひび割れが発生することはあるので、地震直後は丁寧に確認した方がいいかもしれません。

施工不良

基礎コンクリートを設営する際に、厚さの不足や強度不足などの問題がある場合、後にひび割れが発生することがあります。業者のミスによる影響が懸念されるので、信頼できる業者に施工を依頼することが大切です。

中性化

基礎コンクリートは、吸水性の高い素材であることから、雨や大気中の二酸化炭素に長時間晒されることで、内部のカルシウム化合物が中性化してしまう現象が発生してしまいます。

鉄筋を保護している基礎コンクリートはアルカリ性で、中性化してしまうことで、鉄筋がサビてしまい、膨張することでひび割れが発生することがあるので注意が必要です。

基礎コンクリートのひび割れを放置するリスク

基礎コンクリートにひび割れが発生していることを発見した場合、速やかに基礎補強工事を実施することが大切です。

ひび割れを放置してしまうと、雨水が基礎コンクリートに浸水しやすくなり、鉄筋がサビやすくなってしまいます。鉄筋がサビてしまうと、膨張してしまい、基礎コンクリートの寿命を短くしてしまうので注意が必要です。

他にも、ひび割れを放置することで、基礎コンクリートの強度が落ちてしまい、地盤沈下が発生することもあります。

建物を基礎コンクリートが支えることが出来なくなり、地盤沈下が発生するので、ひび割れが激しい場合は、速やかに業者に相談することが大切です。

基礎コンクリートのひび割れの種類

基礎コンクリートで発生する可能性のあるひび割れは、いくつか種類があります。どのような種類があるのか、紹介していくので参考にしてみてください。

構造クラック

0.3mm以上、深さ4mm以上のひび割れは、構造クラックと呼ばれるものです。基礎補強工事を実施するほどのレベルで、内部の鉄筋までひび割れが届いている可能性があるので、注意が必要になります。

放置してしまうと、内部の鉄筋に雨水が侵入し、鉄筋がサビてしまうでしょう。構造クラックが発生している場合は、速やかに基礎補強工事を検討してみてください。

同じ場所に複数の微細なひび割れ

基礎コンクリートの同じ場所に、複数の微細なひび割れが発生していることがあります。1m以内に3つ以上のひび割れが発生している場合は、基礎構造への影響が懸念されるので、業者に診断してもらい、適切な対応を行ってもらうことが大切です。

水平方向のひび割れ

基本的に、乾燥や温度変化による基礎コンクリートのひび割れは、縦方向に発生することが多いのが特徴です。しかし水平方向にひび割れが発生している場合は、大きな力が基礎コンクリートに発生している可能性があります。

水平方向のひび割れが、何らかの力で発生している場合、放置すると些細な地震でも倒壊するリスクがあるので、早めに業者に相談しましょう。

基礎コンクリートのひび割れは業者に相談

基礎コンクリートで発生するひび割れの原因は、様々なことが考えられます。そのため、自分で補修しようと考えても、他にも見た目で判断できないトラブルが発生している恐れがあるでしょう。

自分で基礎コンクリートのひび割れ原因などが判断できない場合は、速やかに基礎補強工事を実施している業者に相談してみてください。

業者の中には、点検・相談は無料で実施してくれることもあるので、気軽に相談してみたいという方は、無料で相談できる業者を探してみましょう。

また信頼できる業者を見つけるために、複数の業者に見積もりを取得し、その中で安心して施工を任せることができる業者を判断する方法もおすすめです。

見積もり対応だけでも、担当者の雰囲気や対応の良さが判断できるので、業者選びの一つの手段として参考にしてみましょう。

基礎補強工事は実績のある業者がおすすめ

基礎コンクリートのひび割れを修理するためには、業者に依頼する必要があります。その中で、実績のある業者に依頼するのがおすすめです。

基礎補強工事を実施してくれる業者は数多く存在しています。その中でも、信頼できる業者を見つけることは困難です。

そのため、業者を選ぶ一つの手段として、基礎補強工事の実績がある業者を探すのは一つの手になります。

実績があれば、それだけで信頼して依頼した方が多いということです。他にも、実際に施工を依頼した顧客の口コミなどを参考にしてみるといいでしょう。

口コミを参考にすれば、自分と同じようなことで悩んでいる方の意見を聞けることもあります。業者選びに困っている方は、口コミをチェックしてみましょう。

基礎コンクリートは放置すると危険

家を建築する上で大切な基礎コンクリートは、様々なことが原因で劣化してしまいます。そのまま放置してしまうと、最悪の場合、家が倒壊する恐れがあるので注意しましょう。

基礎コンクリートのひび割れの種類は、いくつか紹介しましたが、他にも深刻なひび割れが発生している基礎コンクリートもあるので、様子がおかしい場合は、速やかに業者に相談して、点検だけでも実施してもらってください。

発見が早いほど、基礎補強工事の費用を安く済ませることができるので、速やかに対応してもらうことが重要です。

ただ基礎補強工事を実施したことがない方は、どの業者に依頼すればわからないという方も多いでしょう。

そんな時には、実績が多く、口コミ満足度などを参考にしてみてください。実績が多いほど、品質が確かな業者が多いので、安心して施工を任せることができます。

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