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基礎コンクリートのひび割れの原因は?放置すると危険!

基礎コンクリートで発生する可能性のあるひび割れは、様々な種類があります。放置すると、危険な状態になってしまうことがあるため、早期発見が肝心です。

 

今回は、基礎コンクリートのひび割れの種類や原因、放置すると引き起こされる現象について紹介していきます。

 

基礎コンクリートのひび割れの種類と原因

 

基礎コンクリートは、乾燥したりすることで、ひび割れが発生することがあります。ひび割れには、いくつか種類や原因があるのが特徴です。どのような種類と、原因があるのか紹介していきます。

 

・ひび割れの種類

 

基礎コンクリートのひび割れの種類としては、「ヘアークラック」と「構造クラック」があります。

 

ヘアークラックの場合は、基礎表面にみられるひび割れで、幅0.3mm以下、深さ4mm以下のひび割れとなっているのが特徴です。

 

基礎コンクリートの乾燥や湿潤によって、形状の変化が発生することで引き起こされるひび割れになります。基本的に、内部構造に影響を与えるものではないため、補修をすぐに行うほどではありません。

 

構造クラックは、危険性が高く、ひび割れの隙間が大きいのが特徴です。速やかに補修工事を行う必要があります。

 

・原因

 

基礎コンクリートのひび割れの原因は、様々なことが考えられます。まず「乾燥収縮」がよくある問題です。

 

コンクリート内部に含まれている水分が蒸発することで発生します。鉄筋や柱によって、固定されていると引っ張り力が働き、ひび割れが発生してしまうことがあるのです。

 

他にも施工不良でも発生する可能性があります。コンクリートの厚みや強度の不足によって、何らかの問題が基礎コンクリートに発生した場合、ひび割れが発生することがあるのです。

 

ひび割れを放置すると危険

 

基礎コンクリートのひび割れを放置すると、重大な問題が発生する可能性があります。どのような問題が発生するのか紹介していきましょう。

 

・地盤沈下

 

基礎コンクリートには、鉄筋が入っています。ひび割れが発生している箇所から、雨水が侵入すると、金属で出来ている鉄筋は錆びてしまうでしょう。

 

そうなると、基礎コンクリートの強度は下がってしまい、基礎コンクリートとしての役割を果たすことができず、最終的には崩れてしまうことがあります。

 

基礎コンクリートの強度が低下すると、このように基礎が破損して、地盤沈下まで発展する恐れがあるので注意が必要です。

 

・雨染みの発生

 

基礎コンクリートにひび割れが発生すると、ひび割れから基礎部分に雨が侵入して、雨染みが発生します。

 

雨染みは、基礎コンクリートの表面にも出てくるので、見た目で判断することが可能です。雨染みが進行すると、内部の鉄筋が錆びてしまうので注意しなければなりません。

 

・耐震性の低下

 

構造クラックと呼ばれる、幅が0.3mm以上のひび割れは、放置していると基礎コンクリートの強度を低下させて、住宅全体の耐震性に影響を与えてしまいます。

 

最悪の場合は、倒壊するリスクもあるので、ひび割れは無視せずに、速やかに補修対応を行うことが大切です。

 

基礎コンクリートのひび割れが気になるなら業者に相談

 

基礎コンクリートに発生しているひび割れが気になる場合は、専門業者に相談してみてください。専門業者であれば、ひび割れの種類を判断して、適切な対応を行ってくれます。

 

そのままひび割れを放置してしまうと、地盤沈下や倒壊のリスクが発生するので、早めの対処が肝心です。

 

専門業者に依頼することで、基礎コンクリートの点検を実施し、基礎コンクリートの現状を把握した上で、適切な対応を行ってくれるので、気になる部分がある場合は速やかに相談してみてください。

 

ひび割れを放置すると、大変危険なので、業者に頼ることが先決です。

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